小さな会社が自社ホームページを持つことのメリット5つ

ホームページは、今やビジネスにとって大切なツールのひとつです。小さな会社でも、ホームページを持つことで様々なメリットがあります。この記事では、小さな会社が自社のホームページを持つことのメリットをお伝えします。

得られるメリットを確認し、どのような目的を持ってホームページ制作に進むのか、しっかりまとめておきましょう。

目次

自社ホームページ運用によるメリット

メリット1:お店や会社が見つかりやすくなる

ホームページを持ち、正しく運用できると、インターネット上であなたのお店や会社が見つかりやすくなります。

日本のスマホ保有率は7割ほどあるとのことで、人々はわからないこと・知りたいことを即座にスマホで検索します。その際にあなたのお店/会社が表示されれば、興味を持ってもらいやすくなります。

大切なことは「ただホームページを持つ」ことではなく、作ったホームページを正しく運用することです

メリットの多い自社ホームページですが、運用方法を間違うと、会社の信頼を損ねますので注意が必要です。

メリット2:信じてもらいやすくなる

情報が整っていてわかりやすいホームページがあると、お客さんはあなたの会社を信じてもらいやすくなります。信頼されることは、お客さんが増えるために大切です。

お客さんとの信頼関係構築には、発信している内容と行動が一致している必要があります。その点でホームページでは「自社の想い」や「活動」などを自社のペースで発信できます。

信頼の構築にホームページが高い効果を発揮しやすいイメージが湧くのではないでしょうか。

メリット3:お客さんと話しやすくなる

ホームページに問い合わせフォームやチャット機能をつけることで、お客さんと話しやすくなります。お客さんからの意見を聞くことで、サービスをより良くすることができます。

近年は働き方が多様化し、企業の営業時間内に問い合わせできる方ばかりではなくなりました。そんな時に ”公式の窓口” としてホームページにお問い合わせフォームを設置しておくことは、お客様とつながるために大変有効ですね。

メリット4:インターネットで商品を売れる

ホームページにオンラインショップを作ると、インターネットで商品を売ることができます。これで、いつでもどこでもお客さんに商品を提供できるようになります。

仮に、一般に売る商品・サービスがなかったとしても、「採用」などで大きな成果を生んでいるホームページも多くあります。ホームページは「会社の顔」ですから、応援される・信頼される情報をホームページに掲載しつづけることで得られるメリットは計り知れません。

メリット5:会社の魅力を伝えられる

ホームページを作ることで、会社の魅力を伝えられます。

魅力を伝えるのはあくまでも「言葉」です。キレイで見栄えの良いホームページが必ずしも高い効果を生み出すとは限りません。会社の魅力・強み・価値を言語化し、”自分らしい言葉” で発信しつづけることで、共感する人たちがやがてファンとなってくれます。

企業のホームページは自分たちのために作るのではなく、「お客様のためにつくる」という視点が持てると、魅力的な伝え方のヒントが見えてきます。

SNSはホームページの代わりにはならない

ここまでお読みいただき、「その程度のメリットならSNSの活用で十分では?」と感じられたかもしれません。

SNSのビジネス活用は非常に活発化してきており、SNSだけで集客ができることも確かです。しかしながら、SNSとホームページは情報発信の両輪として、相互作用してはじめて高い効果が出せます。その理由について以下にまとめます。

情報の整理と検索性の違い

ホームページでは、情報が整然とまとめられ、簡単に検索できるようになっています。一方、SNSは情報が時系列で流れるため、過去の投稿を探すのが難しいです。これにより、お客様が必要な情報にたどり着きにくくなります。

ブランディングの限界

SNSでは、投稿やプロフィール画像を通じてある程度のブランディングが可能ですが、ホームページのようにデザインや構成を自由にカスタマイズすることはできません。そのため、会社の個性を十分に表現することが難しくなります。

信頼性と専門性の違い

ホームページは、専門性を示すために必要な情報や詳細を網羅的に掲載することができます。一方、SNSは情報量が限られるため、専門性を十分にアピールすることが難しい場合があります。

コントロールの問題

SNSは、プラットフォームが規約やポリシーを変更することがあります。これにより、突然アカウントが削除されることもあります。ホームページであれば、自分たちでコントロールできるため、安定した情報発信が可能です。

目的に合った機能の制限

ホームページでは、問い合わせフォームやオンラインショップなど、目的に合わせた機能を自由に追加することができます。SNSでは、そのような機能の追加が制限されているため、ビジネスの展開が狭まることがあります。

結論
以上の理由から、SNSはホームページの代わりにはならないと言えます。SNSは情報発信やコミュニケーションの一環として活用することが大切ですが、ホームページとは異なる機能や役割があることを理解しておくことが重要です。ホームページとSNSをうまく組み合わせることで、ビジネスのオンラインプレゼンスを最大限に活用できるでしょう。

ホームページとSNSの連携による情報発信力の最大化

ホームページとSNSを連携させることで、お互いの良さを最大限活用できます。例えば、ホームページの更新情報をSNSでシェアすることで、情報が広まりやすくなります。また、SNSからのお客様の声をホームページで紹介することで、信頼性を高めることができます。

効果的な運用方法

SNSとホームページを効果的に運用するためには、以下のポイントを押さえましょう。

  • SNSはタイムリーな情報やイベントの告知に活用する
  • ホームページは詳細な情報や専門的な知識を提供する場とする
  • お客様がどちらのプラットフォームからも簡単にアクセスできるよう、リンクを設置する
  • SNSのフォロワーを増やすために、ホームページでSNSアカウントを宣伝する

いかがですか?

SNSはホームページの代わりにはならないものの、両者をうまく組み合わせることで、お互いの強みを生かすことができます。小さな会社にとって、ホームページとSNSの効果的な運用は、ビジネスの成功にとって重要な要素です。適切な戦略と連携を持って進めることで、より多くの顧客にアピールし、ビジネスの成長を促すことができるでしょう。

おわりに

これらの理由から、小さな会社でもホームページを持つことはとても役立ちます。インターネットでの見つかりやすさや信頼性、お客さんとのコミュニケーションがスムーズになることは、ビジネスを大きく成長させるために重要です。ぜひ、自社のホームページを作って、メリットを享受しましょう。

ホームページ制作を依頼できる会社や個人(フリーランス)も、自分で制作できるツール(WordPressやSTUDIOなど)も豊富になりました。

人口減少期に入った日本で、お客さんに選ばれ続けるための情報発信の柱として、まずは自社ホームページの運用からはじめましょう。お手伝いいたします。

この記事の監修者

玉井 安行 / 南信州のフリーランスマーケター

南信州・飯田下伊那エリアを拠点に、全国の”小さな会社”をリモート支援。製造・飲食・アート・食品関係企業のブランディング~Web制作~マーケティングを、「ベイタス」というチームでサポートしています。

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