公式LINEって本当に必要?個人ビジネスの集客に役立つケースをわかりやすく解説!

手芸やサロンなど、個人でビジネス皆さんからこのような質問をいただくことがあります。

「Instagramもやってるし、公式LINEも必要なの?」 「あれもこれもやると大変そう……」 「公式LINEって、どんなふうに役立つの?」
「集客に効果がある」なんて聞くと、興味がそそられますね。
とはいうものの、インスタにFacebook、Youtubeもやって、、、あとはLINEかぁ💦と、仕事をしているのか集客をしているのかわからない状態にはなりたくないもの。
この記事では、公式LINEを開設すべきか悩んでいる個人事業主さんに向けて、 公式LINEが本当に必要なのか? をわかりやすく解説します!
そもそも公式LINEって何?


公式LINEとは、 お客様とLINEでつながることができるツールです。
「普通のLINEと何が違うの?」と思う方も多いですよね。
個人のLINE → 1対1のやり取りがメイン。
公式LINE → お客様に一斉配信ができる、予約管理ができる、メニューを見せることができるなど、ビジネス向けの機能が充実。
つまり、 お客様と長くつながり続けるための仕組み なんです!
インスタグラムなどのSNSも一斉告知できるよね・・・🤔と思われた方、SNSとLINEの【配信の仕組みの違い】を次で説明します✋️
公式LINEがあると何が違うの?(メリット解説)


SNSの他に公式LINEも持つことで、ビジネスが加速するケースもあります。
ここでは、公式LINEを運用することで得られるメリットを紹介しますので、あなたのビジネスにどのように活かせるか想像してみて下さい^^
2025.2月現在、主要SNSおよび公式LINEは無料〜はじめられます✋️
1. お客様と直接つながりやすい
→ Instagramは「流れていく投稿」、公式LINEは「しっかり届くメッセージ」
インスタグラムなどのSNSは、フォローされている方全員に投稿が届く仕組みにはなっていません。とくにインスタグラムは親密度(よくやり取りする相手)の高いフォロワーに偏って投稿が届く仕組みになっているため、たとえ1,000人のフォロワーがいたとしても、あなたの投稿に気づくのは100人程度、、、なんてことが起こります。
かたや公式LINEは、あなたの配信を開いてじっくり読むかは別ですが、フォローしてくれている方には確実に届きます。ここがSNSとLINEの大きな違いですね。
※インスタグラムの仕組みは変わることがあります
2. お問い合わせ対応が楽になる
→ 予約や質問対応をスムーズにできる。(自動応答やリッチメニューを活用)
公式LINEには予約機能を追加で導入できたりします。今、電話だけで予約を受けているサロンなどを運営されている場合は、非常に有効な機能の1つになりますね👍️
「予約のために電話をかける」というお客さん側のストレスと、「電話が来たけど、接客対応中で出られなかった😭」という事業者のストレスを同時に解決することができます。
インスタグラムにも予約機能を間接的に入れることはできます(「予約」というコメントをいただい方に、自動で予約サイトのリンクを返信する・・・みたいな)が、、、オペレーションがちょっと手間なのと、あまり日本では流行っていないという欠点があります。
また、インスタはやっていないけど、LINEはやっている、というユーザーも多いことも、公式LINEが選ばれる理由の1つになっています。
3. 一度つながると、ずっとお知らせを届けられる
→ SNSはフォロワーが増えても「見てもらえないこと」があるが、LINEはダイレクトに届く
公式LINEは、一斉配信しても、フォロワーとのやりとりは1対1でできるところも良いですね!キャンペーンのお知らせを配信すると、その配信に対して「予約します」「行きます」などのダイレクトなコミュニケーションが1対1でできるため、安心してメッセージしやすいです。
SNSでは、コメントは基本的に公開されるため、コメントするにも勇気がいりますよね。
4. お客様に特別感を与えられる
→ 限定クーポン、先行予約、リピーター向けのお知らせ など
公式LINEでは、「相手を選んで配信する」ということが可能です。
”選ぶ”といっても、エリア・性別・年齢などのほか、よく配信を読んでくれている方、などを選んでの配信ができます。
公式LINEに登録はしてくれたけど、配信はあまり読んでくれていないユーザーは少なからずいますので、そのようなユーザーには「積極的に情報を届けない」ということができるんですね^^
公式LINEのクーポン機能などは特別感やお得感を演出するのに便利な機能だと思います。基本的に紙のクーポンと同じような使い方(お店でクーポン画面を見せる)ができます。
公式LINEはどんなビジネスに向いてる?


例えば、こんな方におすすめです!
サロンなど、リピートしてもらいたいビジネスの方
お客様からのリピートを得るには、「接触回数を増やす」ことが重要とされています。
美容室から「前回のご来店から2ヶ月経ちましたが、そろそろ髪のお手入れが必要じゃないですか?」みたいなフォローメールが来ますよね?あのように、自分のビジネスを定期的に思い出してもらうことに使いやすいのが公式LINEです。
飲食販売など、定期的にモノを売っている方
クッキーやパン、スイーツなどを定期的に販売している方も、公式LINEを活用するとお客様とのつながりが強くなります。
例えば、
- 「今週の新作パンが焼きあがりました!」とお知らせ
- 「LINE友だち限定!焼きたてクッキー10%OFFクーポン」
- 「次回の予約販売受付を開始しました!」
定期的な情報発信ができるので、お客様が「また買いたい!」と思う機会を増やせます。
オンライン講座・スクール運営者
オンラインで講座を開催している方や、個人でスクールを運営している方にも公式LINEは最適です。
例えば、
- 「次回の講座日程が決まりました!お申し込み受付開始」
- 「受講者限定のフォローレッスン動画を配信しました」
- 「LINE登録者限定の無料ワークショップ開催!」
受講者とのつながりを強化し、継続受講やサービス利用を促すのに役立ちます。
占い・カウンセリング・コーチング
個別相談を提供している方も、公式LINEを使うことで顧客との関係を強化できます。
例えば、
- 「毎週の占いメッセージをLINEで配信!」
- 「あなたの状況に合わせたアドバイスをLINE相談で受付中」
- 「次回セッションの予約が可能になりました!」
定期的なメッセージを送ることで、クライアントの興味を引き続けることができます。
フォトグラファー・クリエイター
写真撮影やデザイン制作など、個人のクリエイターも公式LINEを活用できます。
例えば、
- 「撮影会の予約受付開始!」
- 「LINE登録者限定のポートフォリオ公開」
- 「特別プランのご案内」
一度つながったお客様に、新しいサービスやイベントを継続的に紹介できるので、リピートにつなげやすくなります。
公式LINEが「いらない」ケースは?
- まだお客様が少なく、まずは認知を広げたい → SNSでフォロワーを増やすのが先
- やることが増えすぎて負担になりそう → 無理に始める必要なし!
- イベント出店がメインの方 → SNSでの告知で十分な場合が多い
流行っているから自分も始めなきゃ💦 という段階で始めるのは時間もエネルギーも浪費してしまいますので、自分のビジネスが今どの段階なのかをしっかり見極める必要があります。
とはいうものの、 すでにお客様がいるなら、公式LINEを導入するともっと関係が深まる のでオススメです。
また、SNSで直接モノを売ったり予約を募ったりする投稿はファンでなければ避けられる傾向があるため、SNSはビジネスを知ってもらうキッカケづくり。販売は公式LINEで・・・と使い分けて発信するのが、現代的なSNS集客の手法の1つになります。
公式LINEを始めるときの注意点


1.無料で使える範囲が少ない
公式LINEで無料で一斉配信ができるのは月200通までです。(2025.2月現在)
昔は1,000通まで一斉配信できたんですが💦
頻繁に配信したい場合や、公式LINEに登録してくれるユーザーが200人を超えてくると、有料プランに移行せざるを得ないのが懸念点ですね。
2.戦略的に使わないとただやることを増やすだけ
公式LINEのメリットを確認し、、、「よさげ☺️」と思って開設しても、”ふんわり”使うようだと時間を浪費するだけになります。どのように使って、どんな成果を出していくかをきちんと設計してからスタートするのが良いでしょう。
3.あくまでもプラットフォームであることを理解する
これ、けっこう重要なんですが、どんなに公式LINEのフォロワー(友達)が増えたとしても、顧客情報はLINEが持っているという点は忘れてはいけません。
公式LINEには様々な規約がありますが、規約違反を犯してしまうとアカウントがロックさせたり剥奪されます。顧客帳簿が無いまま公式LINEが見られないようなことになれば、ビジネスをまた1から組み立てることになりますよね💧
公式LINEはあくまでもコミュニケーションツール。お客様とつながる手段を公式LINEだけに依存しないことが大切になります^^
まとめ&次のステップ
公式LINEは、「新規集客」よりも 「つながったお客様と関係を深める」 ためのツール。
✅ 新しいお客様を増やしたい! → まずはSNS
✅ すでにいるお客様をリピーターにしたい! → 公式LINEが活躍
無料で作れるので、一度試してみるのもアリ!あなたのビジネスに合うか、ぜひ考えてみてください!



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